ルイーズ・ブルジョワ展行ってきました

life

森美術館で開催されている「ルイーズ・ブルジョア展」に行ってきました。
なかなか行けなかったので間に合ってよかった。

六本木ヒルズの蜘蛛「ママン」でも有名なブルジョアですが、注目を浴びたのは70歳を過ぎてからという事。
彼女の作品は私の知っている作品よりも、今回の展覧会で感じられたのは第一次、第二次世界大戦という2度の大戦を生き抜いた苦しい日常の現れなのか。
作品の中で家族を語っていることが多く、母性・母親、父親などのテーマも多く、愛情や憎悪、恐怖など様々な感情が表現されていることが感じ取れます。
副題である「地獄から帰ってきたところ 言っとくけど、素晴らしかったわ」にはどのような意味が込められているのでしょうか。




こちらが副題になっている作品「地獄から帰ってきたところ 言っとくけど、素晴らしかったわ」
亡くなったご主人のハンカチに刺繍して残したとのこと。
困難や辛いことなどから立ち直る際に作品を作っていたというブルジョアの言葉だったんですね。


初期の作品もたくさんあって色んな意味で凄い展覧会でした。

ルイーズ・ブルジョア(1911-2010)フランス
彫刻からインスタレーション、油絵まで多彩な作品が多く20世紀でもっとも重要なアーティストの一人として知られています。

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